「毎日のヒゲ剃りにうんざりしている…」
「色白なのにヒゲが濃くって泥棒ヒゲになってしまう…」
「肌が弱いのに仕事をする上で仕方なく毎日カミソリを使って余計に肌が荒れる…」
「永久脱毛に興味があるけど実際の効果、料金、リスクが気になる…」
ヒゲに関する価値観はそれぞれとは思いますが、ストレスと感じている人はすくなくないはずです。
こういった疑問や、悩みに応えるべく、私の経験談を交えて、ヒゲ脱毛のメリット、デメリットを紹介します。
ヒゲの永久脱毛をしたら人生変わった。
まず結論として”ヒゲの脱毛”を完了させ、良かった点を紹介します。
- 毎日のヒゲ剃りから解放され時間にゆとりができる
- ヒゲ剃りにかけていたコストがなくなる
- 肌質が良くなる
- モテる…かも(笑)
”ヒゲ剃り生活からの解放”これが一番かと思います。
毎日時間を費やしていたものから解放されます。
おまけに、T字カミソリにかけていたコストが浮くので、長い目で見ればかかった料金なんて余裕で返金できてしまいます。
ヒゲを剃らなくなるということは、肌に刃物をあてる必要がなくなり、刺激からの解放にも繋がります。
ニキビなどのトラブルも起こりにくくなり、スキンケアではコットンを使ってもヒゲが引っ掛かりません!
私の場合は脱毛期間中に日焼けをしたら治療が中断してしまうため、
「焼いてなるものか!」
と毎日日焼け止めを塗る週間が出来上がっていたため、脱毛完了後の今現在でも日焼け止めを愛用しています。
その経緯のせいか、今では・・・
「肌がキレイ」
「どんなスキンケアしてるの?」
「若く見える」
・・・などを言われる機会が多くなりました。人から褒められるようになり、自身がつき、以前より社交的なれた気がします(笑)。
そんなこんなで美容分野に興味を持つきっかけになったかと思います。
中にはヒゲが好きな女性も存在するため、100%とまではいきませんが、ヒゲ脱毛をして5~6年になりますが、異性からの印象は概ね良好かと思われます。
私が永久脱毛を決意した経緯
私は高校卒業あたりからヒゲが濃くなり始め、20歳前後にはもみ上げと髪の毛がつながり、喉にまで毛が生えてきて、特に冬場にマフラーをつける際は繊維が引っ掛かるせいで、マフラーの生地がすぐにダメになってしまう程でした。
加えて私の肌はどちらかというと色白のほうであったため、友人からは「ヒゲに合わないね」や、ヒゲを剃ったとしても青く泥棒ヒゲのように見えてしまい、周囲からもダメ出しをされるし、自身でも嫌なマイナスイメージをもってしまい大きなコンプレックスになることに時間はかかりませんでした。
それからというものヒゲの対処に悪戦苦闘する日々がはじまりました。青ヒゲが気になるため、T字カミソリで逆さぞりをして顔が真っ赤になったり、血がでたり、傷から黴菌が入ったせいかそのころは同時にニキビにも悩まされていました。
カミソリで赤くなるなら毛抜きで全て抜く方法も試しましたが、毛の量も多く1時間以上かかってしまうことと、鼻の下は特に痛覚が過敏なせいで涙が出るほど痛かったのを覚えています。
おまけに一時的にはキレイにはなるのですが、また毛が生えてくる際に埋没毛となりヒドイ肌荒れを起こしていました。
T字シェーバーも毛抜きもダメで行き着いた先が電動シェーバーでしたが、あまり深剃りもできなかったため、当時は朝と夜にヒゲ剃りを行っていました。
しかし、やはりそれも納得できずに脱毛を考えるようになりました。
その当時CMやネット広告で家庭用脱毛器を良く見かけるようになっていたため、淡い期待を込めて、家庭用脱毛器「ケノン」という商品を購入しました。
結果、ヒゲは他の体毛に比べて毛の太さが太く、ほとんど効果を感じられないどころか耐え難い痛みと、顔が真っ赤になるといった副作用がでてしまい断念しました。
せっかく購入して、もったいなかったため、腕とワキに1年間ほど使用し続けた結果、大きな効果が出てほぼ生えてこなくなりました。
「ケノン」はヒゲに対する効果は薄いようですが、その他の細い毛には確かな効果がありました。
そして、肝心のヒゲを処理すべく、永久脱毛へ行くことを決意しました。
家庭用脱毛については別記事を参照ください。
<関連記事>
永久脱毛(医療脱毛)とサロン脱毛の違い
一般的に言われる永久脱毛とは、医師のいるクリニックや病院等で医療機関のみが扱える高出力のレーザー治療機器を使用して行う脱毛です。
一方サロンでの脱毛は、ニードル脱毛や、ワックスなどを使用して短時間で即効性のある効果が期待できますが、時間経過と共に同じように毛が生えてくるため永久脱毛とは言い難いです。
今回は実際に私が経験した永久脱毛について答えていきます。
脱毛を受ける施設の選び方
場所選びは重要で、まずクリニックを主に医師のいる医療機関で受診することになるのですが、見るポイントとしては以下の通りです。
- 男性のヒゲ脱毛を行うメニューがあるか確認する
- 通える範囲の位置に店舗がある
- 料金と補償を確認する
- 受診前に相談窓口で要望を伝え、自分の要望と一致するか確認する
男性のヒゲ脱毛を行うメニューがあるか確認する
脱毛を扱っている施設でも女性を専門としている場所もあるため確認する必要があります。
通える範囲の位置に店舗がある
おおよそ20回以上は受診するために通わなければいけないため、交通費と時間を考慮して近場で探すことをお勧めします。また、予約が取り辛いケースが予想されるため、自分の行きやすい時間に営業しているかの確認もしておいた方が良いかもしれません。
料金と補償を確認する
料金や脱毛部位に関する詳細は施設によって異なりますので確認する必要があります。
ヒゲと一言で言っても細かく「鼻下、ホホ、顎…」など細かく分かれています。
料金形態は大きく分けて2種類あり、〇○回で○○円といった「回数制」と、気が済むまで同じ部位の治療を継続できる「回数無制限」があります。地方では割高なイメージがあります。
しかし、何回も通うことを考えると交通費や時間などとの兼ね合いも計算する必要があるでしょう。
受診前に相談窓口で要望を伝え、自分の要望と一致するか確認する
プランを受けた、カウンセリングにわざわざ行ったは良いが
「思っているものと違った…」
とならないように事前に相談窓口で自分の要望で受けられるか聴いておくことをお勧めします。
治療内容と手順
私が実際に治療を受けたのはレーザー脱毛というもので、患部を冷風または、保冷剤で冷やしながらレーザーを照射するといったものでした。
初回通院時には医師の診察があります。その後カウンセリングを行い無くしたいヒゲの部位を水性ペンでマークして写真撮影をします。
アゴや、鼻下といった特定部位を残す、デザインヒゲのオーダーもできます。
私の場合は全て無くしたかったので迷わないだろうと思っていたのですが、もみ上げとヒゲが繋がっていたため、「何処までがヒゲで何処からが髪の毛なんだろう?」と迷ってしまいました。
カウンセリング前に決めておいた方が良いかもしれませんね。
手順は以下の通りで、手順を毎回繰り返し徐々に薄くなっていきます。
- 通院前にヒゲはカミソリかシェーバーで剃っておく
- レーザー照射前に洗顔する
- 目元を保護してレーザー照射開始
- 保冷剤で冷却して炎症を抑える
- 軟膏の塗り方指導を受けて退室
- 3日~1週間後程で毛が勝手に抜け落ちる
- 2週間程でまた毛が生えてくる
治療前には必ずヒゲを剃り、顔に日焼け止めなどの化粧品が一切何もついてない状態で行います。大抵の場合、洗面台が備えつけてあるので洗顔を行います。
その後、治療台に案内され、目を保護するための目隠しゴーグルをされてレーザー照射開始となり、喉を含める顔全体でおそらく5分もかからずに終わります。
照射後は炎症反応で腫れぼったく赤くなるので、私が受けた施設の場合は症状緩和のため保冷剤で15分程の冷却してくれました。
レーザーの照射強度は私の場合は徐々に上げてもらい、3回目くらいでフルパワーにしてもらいました。
高い金額を払っていたので強いほうが効くかなと思ったので(笑)。
実際にはそこまで差はないそうです。レーザーはメラニン色素に反応するらしく、痛みはヒゲの濃さに比例して痛く感じます。
治療終了後は、顔に塗る用の炎症止めの軟膏がもらえるので一週間程度塗っていました。おそらく係りの人から説明があると思うので従ってください。
2回目以降の治療は1か月以上は空けた方が良いようです。
第一に肌へのダメージもありますし、ヒゲがなくなったは良いが肌がボロボロになっては悲しいですよね…。
毛周期というものがあり、毛の生え変わるサイクルが存在するため短期間で連続的なレーザー照射は効果が薄いようです。
治療期間
カウンセリングの際に人によって効果と治療回数、納得がいく状態がまばらなため、 治療期間や回数は個人差があると考えた方が良いようです。
平均的にどれくらいの回数が必要かといった問に対して20回との答えがありました。
私の場合、最初の10回の治療を1か月置きに行い、斑な状態となりとても見れた状態ではなかったため、追加でもう10回行いました。
20回が終了した時点では電動シェーバーを使えばほとんど毛が生えているか分からないような状態で、薄っすら残っている毛も治療前と比べるとかなり細くなっていることは実感できましたし、ホホともみ上げのラインの毛は全くない状態にまでなりました。
しかしまだカミソリとお別れするには不十分でした。結局もう10回を依頼し、合計30回(10回×3セット)のレーザー照射を行いました。
最後の10回を依頼する際に残っている毛の量が少ないことを切り口に値段交渉を行い、いくらか料金を割り引いてもらえました。
30回の照射後は口角の両わきに数本、部分的に顎に数本生えることがありましたが、毛の太さも体毛程度の細いものなっていたため、家庭用脱毛器「ケノン」で処理しているうちに目に見える黒い毛は一掃することができました。
薄くなって、細くなった後の毛には家庭用脱毛器でも効果が期待できそうです。
かかった料金
私の場合は通える範囲で2件の店舗があり、一つは「回数無制限」で45万円。
もう一つは10回1セットで10万円だったので、「回数制」の方を選びました。3セット行い、最後の1セットは割り引いて貰えたので25~26万円程度でした。
料金プランが変わる時もあるし、期間限定のキャンペーンをしている場合もあるので調べてみると良いかもしれませんね。
私の近隣区域は田舎のため男性の脱毛が行えるクリニックは限られており、都会のほうですと、選ぶ幅も増えて、料金ももっとリーズナブルに抑えられるかと思います。
私は通いの時間と移動にかかるコストを考慮して、場所の近いクリニックを選びました。
リスクと注意点
- レーザー照射は涙が出るほど痛い
- 脱毛期間中は日焼けができない
- レーザー照射後は顔が赤くなる
- 肌トラブルが起きやすい
レーザー照射は涙が出るほど痛い
レザーは黒いもの、すなわちメラニンに反応します。
ヒゲの濃いうち、特に初回から数回は途中でやめてほしくなるほど痛いです。
私の知り合いの方で治療を受けたが痛すぎて続けられなかったという方もいたくらいです。
10回プランや無制限プランを購入した後で、「痛すぎるので続けられません!お金返してください」と言っても通らないので。
ただ、痛みに耐えた先に得られるモノは大きいと思いますが(笑)
脱毛期間中は日焼けができない
レーザーはメラニンの黒色に反応するため、日焼けをすると治療ができなくなります。また、もともと褐色の肌の方も難しいそうです。
大きいホクロや、シミがある場合はレーザー照射を避ける場合があります。
レーザー照射後は顔が赤くなる
照射後すぐは真っ赤に色づくため、私の場合次の日は外出を極力控えていました。刺激の強い化粧品や、洗顔フォームにも制限がでるかもしれません。
この一件から基礎化粧品や、洗顔についてこだわりを持ち始めました(笑)
<関連記事>
肌トラブルが起きやすい
照射後の腫れや赤身は1~2日で収まるのですが、肌へのダメージのせいかその頃ニキビがものすごく増えてしまいました。たまに毛嚢炎(もうのうえん)もできたりと新たなコンプレックスができるかと、正直辛かったです…。
まとめ
改めて、脱毛を行って良かった点を並べると、
- コンプレックスだったヒゲを無くすことができた
- ヒゲ剃りにかける時間とお金を未来永劫消し去ることができた
- 脱毛の過程でスキンケアの重要性に目覚めた
- 肌がキレイになることで自身がモテるようになった。
ヒゲ脱毛は一度行えば、未来永劫ヒゲとの付き合いがなくなります。
人生を80歳として20歳でヒゲ脱毛を行えば、残り60年間はつるつるの肌、手間のかからない生活を送ることができます。
なので、できるだけ早く脱毛を行えられれば、それだけ価値は高くなるし、年間のヒゲ剃りにかける時間とお金もお得になります。
ヒゲに悩む人生とは「さよなら」しましょう!
フィットフードホームは、他ブランドと異なり、「添加物を可能な限り使用せず」、一食一食が丁寧に手作りしたカラダに優しいお食事です。