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【ダイエット方法論】歩みを止めなければリバウンドしない

成功するまで諦めなければ、失敗は経験になります。

ダイエット本はいつの時代でも人気があり、新しいメソッドが出回れば皆が飛びつくでしょう。

「このやり方って、リバウンドはしないの?」

ダイエットや健康、勉強に終わりはなく、その質問自体が間違いだと私は思っています。

今回は、ダイエットの方法紹介というよりは、考え方や、理論よりの内容になります。

「色んな方法に手を出したけど、どれもうまくいかなかった・・・」

「一時的には痩せられるけど戻ってしまった・・・」

という経験のある方の参考になれば幸いです。

歩みを止めなければリバウンドしない

通常1㎏前後の変動では誤差の範囲内と判断でき、リバウンドとまでは誰もいわないでしょう。

それ以上の体重が増えてくる兆しがあるのであれば、より早く察知し、原因を分析して策を立てることが重要になります。

つまり、目標体重に到達した地点で、”習慣化を止めてしまった”ことが原因となります。

「目標体重に到達した!もう、ゴールしてもいいよね・・・」

これでは、達成した・・・ゴールとはつまり終了を意味します。

それはつまり、体重コントロールの習慣が終了したと同義となってしまいます。

すなわち、ダイエットにゴールを設けてしまったことが、敗因となり、いわゆる「リバウンドしちゃった…」になってしまいます。

そして、仮にリバウンドしてしまったとしても成功するまで止めなければ、些細な失敗は経験として捉えることができるはずです。

ダイエットとは、体重を落として、痩せることが目的と解釈するのではなく、”ダイエット = 体重管理・カロリーコントロール”という認識にして習慣化を未来永劫に継続させる気構えが必要です。

少々大げさに言いましたが、要するに”一生を通して続けられるペース配分で行わないと、後が続かないし、習慣化もできないよ!”ということです(^_^;)

そして、一生を通してダイエット、つまりは体重管理を行うのだから、一時的な体重増加は挫折ではありませんよね。

この考え方なら、一生を通して続けていくのだから、”リバウンド=失敗とはならない”はずです。

生活習慣が戻れば体重も戻るのは当たり前

ダイエット、減量で体重を落としたい場合は、単純に

消費カロリー>摂取カロリー

になれば、痩せていきます。

消費カロリーとは、基礎代謝と、活動量で決定します。

基礎代謝は自身の体重が重ければ重いほど高くなり、ダイエットでの体重減少に伴って代謝は低くなっていきます。

つまり、当初の計画では”消費カロリー>摂取カロリー”の式に当てはまり、痩せていったとしても、体重減少と、代謝の低下は同時におこるので、いずれは”消費カロリー = 摂取カロリー”になり、

「あれ?ちゃんと食事は制限しているのに…停滞期かな」

というように、”維持”の状態になります。

そして、食事制限と運動でダイエットを行い目標の体重になったとしても、食事と運動を、もともと太っていた時の生活習慣に戻れば、体重も元通りになるのは当然の結果と言えます。

つまり、目標体重に到達してダイエットが完了したのではなく、維持するために理想体重での”消費カロリー = 摂取カロリー”の式を再び計算して継続しなければいけません。

これができていないと、体重はみるみる元通りで、いわゆるリバウンドとなってしまいます。

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ゴールさせない習慣化と研究を続ける

ダイエットを成功させる、きれいな自分、理想の自分に近づくには以下の2つが大切だと考えます。

  • 短期目標と長期目標をもち、常に挑戦を続ける
  • ダイエットとは学問であり、研究しなければならない

この考え方ならダイエットだけでなく、様々なことへの挑戦と、継続力が身に付くはずです。

短期目標と長期目標をもつ

目標=ゴールとして捉えることは、習慣化の失敗を招きます。目標はあくまで通過点という認識です。

お勧めできる考え方として、目標を短期・長期目標の2つに分けて、クリアするたびに、変更と改善を加え続けていきます。

短期目標とは、近い将来、すぐにでも達成できそうな目標です。特にスタートの時点では簡単に設定したほうが、成功体験を味わうことがきでき、習慣化がスムーズになるでしょう。

長期目標は、ちょっと難しいかもしれないけど、「チャレンジしてみようかな」と、”できる”の枠を超えるものでもかまいません。

そして、立てた短期目標をクリアしたら、新たな短期目標に差し替えて、これと同時に長期目標も変更しても構いません。

一つの短期目標は達成されるたびに、自分の価値観や理想は変化していくはずだからです。

あとはこれを繰り返していくと、届きそうで届かない長期目標に向かって走り続けることになります。

ゴールが見えるけど、一向にたどり着かない、さながら、自分と同じ速度でゴールが移動している状況です。

しかし、ダイエットの場合、

50㎏達成→45㎏達成→40㎏達成…

のように、減量と数字だけを追い求めてしまっては、ただの拒食症になってしまいかねません。

理想の体重→体重の維持→より良いスタイルのために運動を習慣化させる→スタイル維持とアンチエイジングのために天然食材の摂取する…

のように、何も体重にこだわり続ける必要はないかと思います。

なぜ、ダイエットをするのか?

体重を落とすこと自体が真の目的ではないはずです。

綺麗になりたい、可愛い服が着たい、かっこよくなりたい、褒められたい、異性にモテたい…そんな誰もがもっている欲求から考えていくのがベターかと思います。

どんどん底なしの減量を求めても健康を害するリスクがありますし、明けても暮れても現状維持では、おそらくモチベーションが続かずに習慣化が途絶えてしまうでしょう。

先にも述べましたが、”短期目標は50㎏で長期目標はその維持”では、ゴールしちゃって、おそらく習慣化が途絶えてしまいます。

目的を見失わないように、常に前を向いて歩み続けることが最も重要となります。

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ダイエットとは学問である

私は、ダイエットや美容、健康、勉強に”終わりはない”と考えています。

学習、つまり学問には終わりはありません。日々進歩し続けそれについていく必要があります。勉強という言葉よりは、研究と言った方がしっくりくるかもしれませんね。

100%決められた答えがあるわけではなく、取捨選択で、一つ一つの情報を選び取っていく必要があります。

それは現在正しいと思われる知識でも、時間が経過した時代では間違いである可能性だってあります。

私たちPTや、医師などの専門家と呼ばれるような仕事をしている人達が試験に合格した時点で、

「目標は達成したしゴールインだよね。順風満帆な生活が保障されるし、苦手な勉強とお別れだね…」

というような考え方だとしたら、どうなるでしょう?

学習を止めたら、研究を止めたら、歩みを止めたら・・・

それは、”ただの学生”となんら変わらないどころか”ただの人”です。

学校では新しいことを学べますが、何十年前に卒業したまま何も変化のない、アップデートがされていない状態だった場合、専門家でもなんでもありません。

一度は減量したけど、また元通りに太ってしまった人となんら変わりません。

いくら”伝説の勇者”といえど、レベル1のままではスライムと肩を並べる程度の強さしかありませんし、世界なんて救えません。

そして、ダイエットにも同じことが言えます。ダイエットとは、美容と健康とは、研究を怠らず、新しい情報を選び抜き、日々アップデートを継続することが重要となります。

つまり、ダイエットとは、美容と健康とは、学問であると私は考えています。

まとめ

ダイエットとは体重管理であり、綺麗になるためのツールであり、アップデートを続けなければならない学問です。

それは継続して、習慣化されて初めて意味をなし、楽しむことのできる存在だと考えています。

つまり、「短期間でコレだけ痩せられた」というのは何の自慢にもならないでしょう。

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理学療法士(PT)である上で学んだ医療や身体の知識を使って『美容と健康』に関する情報を発信します。
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