脱毛とは、今や女性だけに限らず男性の間でも浸透してきています。事実、私がヒゲの脱毛に通っていたクリニックでは男性の脱毛の予約がいつもいっぱいで、予約がなかなか取れなかったのを覚えています。
そこで、今回クリニックやサロンではなく、時間や他人の眼を気にすることなく気軽に行える「家庭用脱毛器」の効果と使用感をお伝えしていきたいと思います。
脱毛を考えるに至った経緯
私は元々、毛深い方だったと自分では思っています。もちろん私よりもムダ毛の多い方は世の中にはたくさんいるかとは思いますが、この問題は他人がどうこう言う以前に自分自身が「ムダ毛は嫌」という感情が第一にあり、理屈では言い表せないデリケートな領域だと思っています。コンプレックスとも言えますね。私の場合は、漫画やアニメのキャラクターに影響を受けやすいタイプ（厨二）だったことがそう考える要因であったような気がします…。漫画やアニメのキャラクターには腕毛やヒゲなんてありませんからね（笑）
身体の発達に伴い、いつの日からかヒゲが濃くなり、ヒゲの脱毛を考えるようになりました。ヒゲの方が現在、クリニックにて永久脱毛を終えてヒゲ剃りからは縁を切ることができています。その脱毛クリニックへ通い始める以前に、家庭でヒゲ脱毛を安く済ませることはできないだろうかと「家庭用脱毛器」を購入していました。結論を言うとヒゲには効果がほぼなかったのでしぶしぶ脱毛クリニックへ行くことになりました。
しかし、私はヒゲだけではなく他の体毛でも気になるところがあったため、せっかく購入したこともあり、地道に使い続けることにしました。
永久脱毛の方は別記事で紹介しています。
家庭用脱毛器の特徴と効果
先にも述べたようにヒゲのように濃く太い毛には効果はあまり期待できません。これは個人によって「毛の太さ」「毛の量」「肌の色（メラニンの量）」などで効果が大きく変わる可能性が高いです。あくまで私の体験談として参考にしてみてください。
私が実際に使用したのは「ケノン」という商品です。
強さのレベルは10段階、ボタンを一回押すと光がピカピカして1～6回の照射も可能です。私の場合は主にどの部位でも一番強力なレベル10で1回の照射で使用していました。
「毛の太さ」「毛の量」「肌の色（メラニンの量）」に比例して強い痛みを感じます。痛みを軽減するために付属の保冷剤で冷やしながら行います。
主な実施手順として
- あらかじめ照射部位を剃刀などで剃っておく（抜いてはダメ）。
毛の頭が1～2mm見えるくらいの状態が反応しやすい。 - 照射時に強い光が生じるため、眼を保護するため、サングラス（付属）をかける。
- 照射部位を保冷剤（付属）で冷やすことで痛みが軽減します。
- ムラにならないように対象部位に照射します。
- 照射部位を皮膚に強く当てすぎると火傷してしまう恐れがあるので軽く当てます。
- 数秒のクールタイムがあるので思いの他時間がかかります。③～④を繰り返す。
- 照射後は焦げくさい匂と、うすい煙がでる場合があります。
- 照射期間は部位にもよりますが1～2週間は空けた方が良いようです。
- 効果が表れると、毛がポロっと抜け落ちたり、毛が生えてくるスパンが遅くなります。
効果を「実感できた部位」と、「実感できなかった部位」に分けて説明していきます。
効果の実感できなかった部位
この２か所は実施は試みましたが途中で中断することになりました。
- 顔のヒゲ
- 太モモからスネにかけた足の毛
顔のヒゲ
私の場合は喉の方までヒゲが生えていたので、カミソリで剃ったあとに脱毛器を照射したのですが…他とは比べ物にならないほど痛いです。
クリニックでの脱毛の場合は痛みは「コレ」以上なのですが、照射間のクールタイムがほぼ無しなのでホンの一瞬の我慢でどうにか乗り切れます。あとは他人がトリガーを握っているので躊躇することもありません。
…しかし、家庭で行う場合では、トリガーをひくのも自分自身です。それに照射間のクールタイムが数秒とはいえ長く感じ、その間はジンジンと痛みに襲われます。氷で冷やしながらでも痛みのトリガーを自分で「ひく」のはなかなかに気が「ひけて」しまいます…。
そして、２週間おきに半年ほど行いましたがあまり効果を実感できませんでしたし、肌荒れもしてしまいました…。他部位のように、毛が焼けたり、抜け落ちたりなどの反応も少なかったように思います。
太モモからスネにかけた足の毛
ここの毛も腕なんかと比べると太いものが揃っています。ヒゲほどではないですが男性の太い毛にはなかなか効果が得られにくいかもしれません。
あとは単純に面積が広すぎて、毎度の照射がすごく疲れます。また、脱毛中は毛を剃ることが前提なのでチクチクした感覚ですごい違和感がありました。男性の足の毛の完全な脱毛はあまり良く思われない方が多いことも相まって、私は途中で中断してしまいました。根気の続く方は効果を出せるかもしれませんが、毛が太く広範囲に及ぶ方はクリニックでの脱毛が良さそうです。
女性のような細い毛なら十分対応できるかと思われます。
効果が実感できた照射部位
比較的に毛が細い部位で効果が実感できました。むしろ、今ではほとんど生えてこないか、産毛になっています。
- 手足の指と甲
- ヘソ下
- 前腕（肘から下）
- ワキ
手足の指と甲 ＋ ヘソ下
照射面積が少ないので時間もかからず、カミソリも使わずに生えてくるたびに照射して焼ききっていました。ヒゲやすね毛と比べても毛は薄かったので1年ほどの照射でほとんど生えてこなくなりました。
前腕（肘から下）
指などに比べて面積が広いので時間は多少かかります。それよりも腕の裏側や肘関節の周囲などは曲線を描いているのでなかなか当てがいにくかったです。最後に肘周囲が残る形になっていたので当たりが悪かったのだと思われます。
ワキ
ワキも照射面積が少ないので生えてくるたびに2～3発の照射で終了です。期間は1年ほどでだいぶ薄くなり、1年半～2年目ではほとんど生えてこなくなりました。
ワキからは異性を引き付ける匂やフェロモンが分泌され、それを留めておく役割があるそうです。生物学的にはワキ毛を全処理してしまったら異性からモテにくくなる可能性があります。しかし、人間は獣ではないので問題はないとは思われますが考えて行いましょう。むしろ、臭いでお困りの方は処理することが勧められています。
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まとめ
「毛の太さ」「毛の量」「肌の色（メラニンの量）」に比例して強い痛みを感じます。また、毛が太かったり、量がおおかったり、肌の色が褐色に近い色だと効果もでにくくなるでしょう。
私の場合は腕・ワキ・ヘソ下・手足の指で効果がありました。
状態は個人によって違いますが、「家庭用脱毛器」でも時間はかかってしまいますが、永久脱毛（医療脱毛）に近い水準まで到達することができそうです。
家庭用脱毛器も日々進化を重ねており、私が使っていた家庭用機器よりも、数段に使いやすくグレードアップしています。この機会に使用を検討してみるのはいかがでしょうか＾＾
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