日頃の保湿やUVケアには気をかけている方ですが、残念ながら気になる”シミ”が私にもあります…。
前回は光治療のライムライトを受けてみました。細かい物には効果がありましたが、結局、一番大きいサイズのシミには効果は薄かったように思います。
今回は、引き続きもう一つの治療手段のレーザー治療を受けてきた結果、望んだ効果が得られたので、経過観察と共に結果を報告していきます。
光治療とレーザー治療の違い
気になっていたシミ、くすみに対して、前回は「光治療」を、今回は期間を空けて「レーザー治療」を体験してきました。
二つの治療の違いを一言で言うならば、光治療は”広く浅く”
レーザー治療は”狭く深く”といった言葉が、経験上しっくりくる内容であったと言えます。
光治療の特徴
光治療のメリットとしては、ダウンタイムがほぼなく治療後に若干熱感を感じる程度です。次の日には何事もなかったかのような状態で、女性の場合はお化粧も当日からできるでしょう。
レーザーで”そばかす”のような広範囲に広がるタイプのシミを一層するのは肌の負担を考えても1度では難しいでしょう。私の場合も鼻周辺の薄く細かい”そばかす”と”くすみ”に対して、最も効果を感じることができた点だと思っています。
薄く細かいものに対して効果が期待できるので肌の色が均一化されてトーンアップ、すなわち美白作用があるのも特徴と言えます。
デメリットは色の濃い、深いシミに対しての効果はレーザーの方が優れているでしょう。
レーザー治療の特徴
レーザー治療のメリットは、ずばり即効性と、通う通院回数が少ないことです。大抵は1~2回で満足いく効果がでるようです。
また、物が違うので比べにくいですがコストは光治療に比べてお安い印象を受けました。
デメリットはやはり1週間程度のテープ保護です。これは人に顔を合わせる際にはなかなか恥ずかしいので、まとまった休暇を利用できると良いでしょう。
レーザー治療の内容
- カウンセリングと診察
- 料金
- 治療時間と通院回数
- 治療の手順
カウンセリングと診察
初回はカウンセリングとして、自分の悩んでいる部分のシミを相談し、治療内容としてレーザーを選択すると、手順や料金説明も詳しくしてもらえます。
また、”肝斑”という種類のシミはレーザーで悪化する場合があるので、医師の診察も必ず入ります。医師の診察は1分もかからない程度で終わりましたが(笑)
治療自体も医師が行うので当然ですね。
レーザー治療の実施が決まれば、先に料金を支払い誓約書を書きます。未成年の方は保護者のサインも必要になるようです。
次に、シミの大きさを計測して水性マーカーで印をつけます。
この時に鏡を見ながら、照射予定部位をしっかり指示します。トレードマークのホクロなどを間違って焼かないようにしっかり意思を伝えて印をつけましょう。
私も涙ボクロは焼かれたくなかったのでしっかり伝えました(笑)
料金
私の利用したクリニックでは1㎜あたり¥3,000でした。
これは面積ではなく一辺の長さでの計算となっているようです。例えば、5㎜*1㎜の長方形の場合は5㎜の料金になります。
レーザー照射個所は複数選択可能で各サイズの合計で料金が計算されます。私の利用したクリニックでは”取り放題プラン”というものがあり、お値段は¥150,000でした。
今回は「1㎜*4」「3㎜*1」「4㎜*1」の計6か所、11㎜で¥33,000というお値段で受けることができました。
通院回数と治療時間
通院回数は通常1回で満足がいく結果が多く、もしくは2回目を照射希望される方もいるそうですが、私の場合は照射部位に関しては1回で満足のいく結果になったかと思います。
2回目を希望する方でも、初回照射から最低3か月は開けなければならないそうです。
実際の治療時間は体感的に5分程度で終わったんじゃないでしょうか。待たされたようには感じなかったです。
治療の手順
- 電話かメールでカウンセリングの予約をする
- お困りの内容のカウンセリングを個室で行う
- 治療手段が決定したら、日焼け止めや化粧は洗顔で落とす
- 医師の診察をうける
- シミの大きさを測定する
- 照射するシミの部位を水性マーカーで印をつける
- 照射前に氷でアイシングを数分
- レーザー照射
- 抗炎症性の軟膏を塗ってもらいテープ保護
- テープは自然に剥がれるまで1週間程度貼ったままにする
照射時の痛みはさほどヒドクはなくて、ヒゲ脱毛のほうが数倍も痛かったです。後はテープが剥がれてしまった時用の交換用テープと軟膏、消毒液がもらえました。
テープは剥がれてしまっても、傷から出血がなく、乾燥しているならテープがない状態でも大丈夫なようです。
照射当日は少しジンジンと熱間のような余韻が残っているので飲酒や長湯は避けた方が良いでしょう。
注意事項として”UVケア”はしっかりしてください。
治療後の経過
レーザー照射からの観察結果を追っていきます。
照射前
①が一番濃く大きいもの2点
②は薄めですが2点がくっついています
③④はだいぶ薄いですが濃度による反応の変化が見たかったので撃ったものです。
照射直後
①は反応により黒く色味が浮き上がっています。
③④は若干ですが出血しています。薄かったせいでしょうか。
4日目
テープが剥がれてしまったので様子観察です。
かなり痛々しいです。
この時ちょっと不安になっていました 。
4日目
この時にアゴのシミがテープと一緒に取れていました。
皮膚は赤身がかっていて薄いです。
7日後
入浴後に三つほど取れていました。
上の二つは出血の後という感じです。
取れたかさぶたです…。
こちらもテープにひっついているのが分かります。
この時に一番大きいサイズの①が取れました。
すいません、ちょっと汚いですね…(汗)
10日後
この時に全てのかさぶたが剥がれ落ちました。
まだ皮膚は薄くて赤身がかっていますが、一応全てに効果が出たようで一安心!
程よい濃度のシミには出血は起こらないようです。
①の大きいサイズの4㎜台の物も10日でかカサブタとして剥がれ落ちました。
サイズよりも深さ濃度で剥がれやすさが変わっていた気がします。
②のアゴの物に関しては口の動きで皮膚が良く動くせいか、すぐにテープも剥がれてしまいカサブタも最も早い段階で剥がれ落ちました。
③④のような薄すぎる部位に照射すると出血して、傷ができるようです。
まとめ
薄く細かく、広範囲に広がる”そばかす”に対しては”光治療”が適しているかもしれません。
今回私が経験したレーザー治療が有効なケースは…
- 気になるシミが1~数か所の少数の場合
- 気になるシミが1か所が大きく、色も濃い
- 1週間程度の期間はテープで保護できる環境にいる
- 早く成果を出したい方
- 低コストで体験してみたい方
また、薄い物に照射した場合は出血する場合もあります。
4㎜程度のものでも10日ほどでカサブタとして剥がれ落ち、1回の治療で満足がいく結果となりました。
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