勉強をする際にインプットだけを黙々と行っていませんか?
勉強、知識の定着と理解にはアウトプットが必要不可欠と言えます。
また、アウトプットの習慣化には”ノートにまとめる”といった一人で完結してしまうような内容では緊張感に欠けてしまい、フィードバックも期待できないため、習慣化には対人コミュニケーションを絡めた内容が適していると言えます。
また、このアウトプットを習慣化することで、人に物事を伝えるのが苦手であったり、話している時に言葉が良く詰まってしまうクセのある方にも有効です。
勉強にはアウトプットが効率的
米パデュー大学のカーピック博士の研究によると、
入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への情報の定着が良い。
これは、言語の学習を指標にした実験で、参考書を読んだり先生から学んだりするインプットだけをひたすら続けるよりも、インプットとアウトプットを組み合わせることで遥かに良い成果が得られたというものです。
確かに、思い返せば学生時代に、友達に勉強を教えたり、運動を教えたりしていた人が成績が良かった記憶があります。
具体的にはインプットとアウトプットの比率は、学習項目の習熟度により比率を変化させていきます。
例えば、インプット:アウトプットを1:1から始めて、学習が進むにつれて4:6…3:7とアウトプットのウェイトを大きくしていきます。
人に物事を伝えることは、丸暗記ではなかなかうまく行かないのはご存じの通りで、相手に合わせた例え話や、相手からの質問に対する答えを明確に返す必要もあるでしょう。
このアウトプットをするという行為がフィードバックになり、例え話を自由に作れる応用力、質問に即座に回答できる理解力を身に着けるのに一任しているというわけですね。
仮に、質問に答えられなかったり、上手く例え話ができなかった場合は、理解度が足りていないというフィードバックになるため、再学習の目安となります。
私の学生時代の勉強法はどちらかというと一人で黙々と行うタイプでした。
しかし、社会人になり、クライアントや、仕事内、セミナー、ブログ等でアウトプットをしている現在の方が知識の定着と理解度は圧倒的に上回っている自覚があります・・・。
このことにもっと早く気づいていたら人生変わっていたかもしれませんね(-_-;)
私のような生涯を通して勉強を続けなければならない専門職の方は是非アウトプットを習慣化することをおすすめします。
そうでなくても、学生の時からこのスキルを身に着けることはかなりのアドバンテージとなるでしょう。
アウトプットを習慣化するには?
さあ、アウトプットを習慣化しようとしても、
「何から手を付けたら良いだろう・・・」
「自分の話を聞いてくれる相手がいるかな・・・?」
などと、何から手を付けたら良いか迷ってしまいますよね。
何も研究者のように専門家に向けた内容にこだわらなければ、アウトプットができる方法は現代ではあふれています。
中には「ノートにまとめるだけでもアウトプットになるよ」と言われる方もいるかと思います。
しかし・・・
・一人で黙々と作業を行うのはモチベーションが続きにくい
・緊張感にもかけてしまう
・フィードバックを期待できない
といったデメリットがあります。
学校の1回きりのテストを乗り切るためだけならノートに纏めるだけでも良いかもしれませんが、やはり、相手ありきの”対人へのアウトプット”が習慣化には向いていると言えるでしょう。
人に伝えることが決定しているならば、「この内容は明日アウトプットしよう」というように本を読んだり、人の話を聞いたりと視点が変わってくるはずです。
中途半端なインプットでは恥をかいてしまうため、より注意深くを情報を精査・収集するようになるはずです。
これにより、インプットの効率も格段に上がることが期待できます。
一般的にアウトプットを考慮しないのであれば、おそらく自分の興味のある内容以外は右から左でしょうからね(^_^;)
・学習したことへのフィードバックが期待でき、足りない点を再学習しやすい
おすすめのアウトプット法
- ブログ
- SNS
- 地域コミュニティの利用
- 友人に話す
ブログ
ブログは読まれなかったらノートに書き殴っているのと変わらないんじゃないのかと思われる方もいるかもしれませんが、ネットの海に自分の書いた記事、学習した内容を流すというのは例え読まれる頻度が少ないと言えど緊張感と、責任をもって執筆した資料になります。自分用のノートとは性質が大きく異なります。
いきなり、毎日更新としてしまうとプレッシャーに押しつぶされてしまうかもしれないので、週に1~2回からスタートしてもいいかもしれません。
1日目でタイトルと情報収集を行い、2日目に執筆という繰り返しでも良いかもしれません。
いきなり重たい目標を設けるのではなく段階的に行うのが良いのではないでしょうか。
SNS
Facebook、Twitter、インスタといったSNSでのアウトプットになります。
こちらもブログ同様に段階的に投稿を行ったり、人やニュースに対してコメントをするだけでもアウトプットの練習になるかもしれませんね。
地域コミュニティの利用
若い層にはあまり馴染みがないかもしれませんが、市や町で習い事の講師(英語、書道等)や、セミナーを行えるような施設が必ずあります。
趣味や一芸を持っている方は、市のホームページを覗いてみたり、町内会に顔を出してみるのも面白いかもしれませんよ(*^^*)
友人に話す
勉強でも趣味でもインプットした情報を友人同士で交換します。
趣味とも、同じ内容を学習している、あるいは興味をもっている方が適任でしょう。
こちらは、強制力が弱いですが、アウトプットの習慣化としては練習や、入口として敷居が低くチャレンジしやすいでしょう。
自分がアウトプットした内容が適格なら、相手が新たに興味をもってくれて、同じ内容の趣味や、勉強を学んでくれるようになる場合もあります。
自分がアウトプット、プレゼンした内容に興味をもってくれれば、これほど嬉しいものはありません。モチベーションアップに繋がりその他のアウトプットにも興味が出るはずです。
私は健康オタクや、筋トレ仲間を細々と増やすことに喜びを感じ、友達にも良くお勧め(アウトプット)しています(笑)
フィットフードホームは、他ブランドと異なり、「添加物を可能な限り使用せず」、一食一食が丁寧に手作りしたカラダに優しいお食事です。