名 前 | 寺井 辰也 |
S N S | Twitter instastagram |
資 格 | 理学療法士(PT) |
趣 味 | トレーニング、美容、カラオケ、愛犬ルナを愛でること |
サービス | リハビリとウェイトトレーニングを提供する 「カラダの悩みに応えるフィットネスジム」を運営 |
当HP『Rebirth』に込めた想い
re-birthすなわち、
- re=再び
- birth=誕生、生まれる
という所から「再誕」という意味を込めて命名しました。
すなわち、より良い新しい「身体」「生活」「人生観」に生まれ変わってほしい、その手助けをしたいという願いが込められています。
従来より私がPTとして働く中で、リハビリテーション(re-habili-tation)という言葉があります。これは、
- re=再び
- habilis=適したもに、元通りに
- -tation=~にすること
という言葉の組み合わせで、”再び適したものにする”や、”元の姿や生活に戻す”などの意味合いが込められています。元は戦場へ復帰する兵隊のために用いられていた技術だそうです。
しかし、現在では主に疾病を患った”患者”のみに適応されています。疾病を患っていない、あるいは、検査に引っ掛からない状態で不具合を抱えている方はたくさんいます。医療の診断は画像所見に重きをおき、画像に映らない軟部組織(筋肉や末梢神経)の症状は疎かになっている現状があります。医療をマニュアル化、オートマチック化した弊害とでも言いましょうか。
そんな中、私は症状を抱えた人たち、あるいは…
”今よりも強く、若く美しありたいといった想いを尊重したい”
…と考えるようになりました。”強くなりたい”という強い想いがある人に向かって「お大事に…」や、”患者”といった言葉を当てはめるのは不適切だと考えています。
”元あった姿に戻す”ではなく、それ以上に”新たに生まれ変わる=「再誕」”をテーマに、幅広い方へ有益な情報提供や、サービス展開をしていきたいと考えています。
re-birthすなわち、”re=再び”、”birth=誕生、生まれる”という所から”再誕”という意味を込めて命名しました。つまりは、”より良い新しい「身体」「生活」「人生観」に生まれ変わってほしい”、その手助けをしたいという願いが込められています。
医療・介護保険制度の現状
一方、実際に行われている”リハビリテーション”とは、主に医療保険の対象者であり、疾患に対して決められた時間に限り訓練をするというのが一般的であり、日本では基本的に、予防やセルフケアに保険は適応されません。
また、病院等には”成果”に関係なく、かけた”時間”で収益が発生します。つまりは、リハビリを行い、状態が変わらなくても、良くなっても、悪くなっても、病院等の施設に入る収入は同じということです。
例を挙げると、
”リハビリ1回で良い状態まで回復したAさん”と、
”リハビリを5か月行ったが状態に全く変化がなかったBさん”がいます。
Bさんは5か月分の料金とかかった時間を支払いましたが、状態は何も変わっていません。Aさんは一回分の料金と、一回分の時間だけを支払い、状態も回復しました。これは受けた本人側からすれば、Aさんの方が当然良い結果です。
でも、料金を受け取る病院等の施設側からすると、Aさんからは1回きりの収入しか得られないないんです。Aさんのような状態に持っていけたのならば、患者(クライアント)からは感謝されるかもしれません。しかし、施設側、経営者側からはあまり良く思われないケースがあります。
このことに私は随分と疑問を抱いていました。
つまり、リハビリ時間に何も考えずに適当に時間を潰しているセラピストも存在します。それも無自覚で。
このようなものを見せられては、実施側もモチベーションが上がらないし、患者(クライアント)は不利益しかありません。全てではありませんが、現在日本の医療機関や、福祉施設でこのようなことが行われている悲しい現実があります。
また、医療保険ではその期間が過ぎてしまえば、仮に本人が継続したリハビリや、訓練を望んでいたとしても打ち切られてしまうケースが大半です。介護予防に取り組んでいる市はたくさんあります。しかし、そこには運動に関する専門家の配置はまだまだ少ないし、主な対象者も高齢者であるのが現状です。つまりは、ニーズを拾いきれていない、あるいはニーズとは違う方向へ向かってしまっているように思われます。
<関連記事>
経歴
PTの4年制専門学校を卒業
⇓
障害者福祉施設へ就職
⇓
整形外科外来を主に扱う診療所へ就職
⇓
情報発信のHP(ブログ)を開設
⇓
フリーでの活動を決意
PTの4年制専門学校を卒業後、障害者福祉施設へ就職。ここでは補装具や、車いすの制作に力を入れてきました。運動機能が重度に制限された方に関わる機会が多かったので、効率的な移乗方法、ベッドのポジショニングや、車いすシーティングもこの時期に学習しました。
病院での就業経験もほしかったため、障害者福祉施設を退社後に整形外科を主に扱った診療所に就職。ここでは外来のみの診療であったので、独自で車の運転や、日常生活が全て自立している方の外来リハビリ、主には整形外科疾患を取り扱ってきました。この診療所に就業中に、マニュアルセラピーの研修コースへも通うようになり、私の価値観や、利用者との関わり方についても考えさせられる良い機会を得ることができたように思います。
従来から私は効率主義者であり、効果があるかないか判断できない予防や維持というようなゴールが見えない作業には疑問を感じることもありました。そんな考えから福祉施設では、効果の薄い筋力強化や可動域拡大を狙ったアプローチよりは、即効性と変化を眼で追える装具に興味を惹かれていました。
診療所では医師の診断結果のバイアスに惑わされずに、必ず自らで問診と各種検査を行い、利用者の方が来て頂いた時よりも”良くなるように”を心がけて取り組んでいました。
そんなPTとして、解剖・生理・運動学を学習していく中で「美容」や「メンタル」へも自身の知識は有用であることに気づき、このHP(ブログ)を通して、目の前の利用者だけでなくグローバルに情報を発信していこうと考えました。
科学で解明されている通りを行えば、うまくいくかもしれません。
しかし、それを考えもせずに鵜呑みにしたり、科学の範囲だけのアプローチではリスクもあり、進歩も薄くなってしまうでしょう。
科学と経験を踏まえた上で、情報を取捨選択し、個人の考えである”個性”をアウトプットしていく必要があると感じています。
土台の固められた上にある”個性”は単なる妄言には成り得ないはずです。
私の過去
学生時代の私は人とのコミュニケーションを取ることをあまり得意としていない性格の人間でした(今でも根本的にはそう)。そんな人柄ながら、困っている人を放っておけない正義感も持ち合わせていたせいか、人の助けになる分野を自分の仕事に、生活の一部にしたいとは学生の頃から考えていました。同時に私はとても弱い人間で「どうせ自分なんて」などネガティブな思考展開を頻繁に繰り広げて無駄な時間を過ごしていたのを覚えています。
そんな私の起点となったのが「MMORPG」、いわゆる多人数参加型のネットゲームです。現在ではソーシャルゲームに覇権を握られてしまい下火なっていますが、私がプレイしていた頃は、そこにはもう一つの現実世界が存在し、熱中していたのを覚えています。
弊害として学力が下がってしまいましたが、今思うと私には様々な利益があったように思えます。Skypeを使いチャットや、ボイスチャットで見知らぬ人と話をしたり、組織だった連携やスケジュール管理、いち早く情報を入手する行動、先を見越した分析など、現実の社会の良いシュミュレーションができました。気がつけば人との会話やコミュニケーションに苦手意識はさほど感じなくなっていました。そしてバーチャル世界で行ったレベル上げを、自分なら現実世界でもできるのではないかという自身も芽生えるようになりました。
<関連記事>
この件を通して私に足りなかったのは自信と行動力で、欲しているものは承認欲求であることを悟りました。自信を身に着けるために、美容分野に興味をもち積極的に取り組みました。その過程から、運動療法や食事に関する専門分野でも学習意欲を身に着けることができました。
下記は美容に興味を持ち、私の人生感が変わったきっかけについての記事になります。ぜひ読んでみてください。
今後について
急増するフィットネスジム
最近では日本でもフィットネスブームにより、ジムや、スタジオが増加傾向にあります。しかし、多くの場合は人件費を削減するため、自動でできる“マシントレーニング”が主であり、インストラクター(スタッフ)が介入する機会は初回の機器説明が主になっているように思えます。そうなると、インストラクターの専門性は必要とされないため、より一層に人件費を削る流れが加速しています。
トレーニングに慣れた、身体のことに関する学習を行っている方なら、費用が安くなり、だれにも邪魔されずに自分のトレーニングができるのだから良いと思われるかもしれません。
しかし、現在、普及しているジムの主なターゲット層は60代が全体の30%を占めるといわれています。そんな方は知識も経験もない方が大半かと思われます。言い方が悪くなりますが、何も知らない方カモにして、まず有酸素運動をメインにして、マシントレーニングを1周すといったやり方にはいささか疑問を感じます。
有酸素運動もマシントレーニングもマニュアル化、自動化には向いています。しかし、全員に同じことをやらせて本当に成果は上がるのでしょうか…
なぜ“腰が痛いのか、筋力が低下しているのか、身体が硬くなっているのか、体重が過剰になってしまっているのか”
筋力低下一つをとっても原因は様々です。関節の位置異常で力が発揮できない、末梢神経の狭窄は背骨の関節だけでなく、股・膝・足関節でも起こり得ますし、筋肉状態も影響し、それら全てが筋力低下の原因となり得ます。
筋力がないから筋トレ、動きが硬いからストレッチ、バランスが悪いからバランス運動では専門性に欠けてしまいます。
すなわち、これらを考慮して適切な“運動、生活習慣、食事”を改善しなければなりません。
自動化は、サービス提供側と、ユーザーの双方に利点があるのは確かです。ユーザー側は時間に縛られることなく利用することができます。サービス提供者は人件費を削減し、収益を格段させることができます。
つまり、“自動化と専門性のバランスが重要“なのだと私は考えています。どちらか片方に偏りすぎては、利用しにくい存在になってしまう可能性が高いからです。
痛みや不都合を抱えた方のトレーニングについて
基本的にフィットネスジムでは、「○○が痛い」「しびれて、力が入らない」といった症状に対しては病院へ行ってくださいというように通院を進めるでしょう。
病院では、「歳のせいだからしょうがない」「とにかく歩くようにしましょう」と無責任なことを言われるのも珍しくはありません。
私のの知り合いの、股関節を痛めた方の例を挙げると、病院で診察を予約していたのにも関わらず2時間待ちで、診察時間は一瞬だったそうです。内容も画像を撮って、「歳相応に変形があります。手術したくなったらまた来てください」といった素っ気ない対応で、ショックを受けていました。
このように世間一般でいうところの軽度の障害を持った方はたくさんいます。しかし、なかなか相手にしてもらえる受け皿がない現実と、そのような内容で困っている方をたくさん目の当たりにしてきました。
「もっと悪くなってから来てください」・・・こんなことを言われて気分が良くなる人はいませんよね…。
- 理論的かつ、機能的にトレーニングをしたい
- 痛みや不調があるけど運動がしたい、元気になりたい
- 不調の原因を知りたい
- どうやったら仕事や日常の動作が楽になるか知りたい
- 安全にダイエットがしたい
- ライフサイクルを乱さずに自由な時間にトレーニングがしたい
このような想いを拾ってあげたいと考え、それに向けたサービスを模索中です。
私は型にはまったやり方を丸暗記して行うことが好きではありません。運動療法の原則として”「刺激」「誘導」「補助」”の3つの要素から外れさえしなければ、改善の糸口に繋がると考えています。それは身体だけではなく、メンタルでも応用できると考えています。
HP(ブログ)では私が専門知識を踏まえた解釈と経験を元に「美容と健康」分野の情報発信を主に行っていきます。皆さんのお役に立てれば幸いです。