スキンケア

【保湿】美肌の秘訣はコレ!

スキンケアの基本は何と言っても”UVケア”と”保湿”の2つが重要なのは周知の事実になってきていますよね。

「洗顔も大事でしょ!?」という声がありそうですが、洗顔についてはそれ自体も刺激になり得ます。

洗顔は、お化粧や、埃など、肌表面についた不要物だけを落とすに留め、皮脂を除去する目的ではないと考えています。致し方なく洗顔で不要物ごと、必要な皮脂までも削ぎ落としてしまった場合は”乾燥”を防ぐため、結局のところは”保湿”に力を入れる他ありません。

※洗顔についての詳しい内容は別記事を参考にしてみてくだださい。

≫【私の】洗顔について【美肌への道のり】

しかし、保湿を語るにしても、化粧水、パック、乳液、ゲル、クリーム、オイル…といったように保湿アイテムは「いったい何種類重ねるの?」と言いたくなるほど多様な商品展開がされていています。

これだけ多くの商品の中から一つの正解を見つけるのは一苦労ですよね…
(^^;

今回は、美肌を保つための”保湿”について考えていきたいと思います。

肌からの”補水”は困難

それではスキンケア商品の重ね塗りの手順説明は…

…しません。

何故なら肌表面から細胞への水分浸透はほぼしません。

全くと言っても過言ではないかもしれません。

むしろ、化粧水を塗った肌が、濡れた状態から水分が蒸発する際に乾燥を招くことになるでしょう。

コラーゲンや、ヒアルロン酸 等の美容成分と言われている物も肌の細胞間よりもスケールが大きいため、浸透しないと言われています。

もし仮に、肌表面から水分を補給できるとしたら、スキンケア業界で扱う言葉は”保湿”ではなく”補水”と呼ばれるべきではないでしょうか。

重要なのは”保湿”であって”補水”ではないということになります。

保湿の関連要素

皮膚表面からは十分な水分の補給、浸透は得られません。

つまり、重要な要素は以下の3つになります。

  • 肌表面からの水分蒸発を防ぐ
  • 肌にダメージを与えない
  • 内側からの補給

皮膚表面からの蒸発を防ぐ

この項がスキンケアにおける、”The 保湿”という内容になります。

水分の蒸発を防ぐのに最も重要なのは、足りていない”油分(オイル)”を与えてあげることです。

油分を含まない化粧水を先に塗ろうが、後に塗ろうが、塗らない場合でも保湿(水分蒸発)には変化を与えません。

化粧水の役割があるとするならば、粘土の強いオイルを塗る前に化粧水を塗ることで、オイルの塗布でかかる摩擦を軽減することでしょうか。

つまり、重要なのは”油分(オイル)が含まれている商品”かどうかという点です。

成分表を参照すれば、”○○オイル”や、”○○油”と記載されているはずです。

例え、いくつもの化粧品を重ね付けしていたとしても油分を足していなければ、労力とコストに見合うだけの成果は得られないでしょう。

皮膚にダメージを与えない

皮膚、特に顔は常に外気や、刺激に晒されていて、皮膚の中でも表情を形造るため、最も薄く、最も脆弱である部分です。その薄く弱い皮膚を守るため、動きをスムーズにするために皮脂が存在します。

この皮脂は顔を守るために重要なバリア機能をもっています。しかし、洗顔、摩擦などでその油分が損なわれてしまいます。

油分が不足し、肌が乾燥してしまえば、皮脂は過剰分泌する方に働き、”ニキビ”や、”鼻の黒ずみ”などの肌トラブルを招くことになるでしょう。

あるいは乾燥した状態が続けば、紫外線や、摩擦刺激からの抵抗力が著しく低下してしまいます。

ダメージを防ぐには、やはり油分を保つことが重要になってきます。

清潔ではない手で無暗に顔に触れたり、衣類が擦れるといった刺激からも避ける対処が必要になります。おしぼりで顔面をゴシゴシ擦って拭き取るなどもNGになります。

※紫外線対策に関しては別記事を参考にしてください。

≫【肌だけではない】UVケア

内側からの補給と保湿

上の項ではバリア機能を保ち、外敵から身を守る手段を紹介しました。

次に、内側からの補給になります。

もしもあなたが、”カサカサの粉の噴き出るような重度の乾燥肌”である場合はスキンケアだけでは改善は難しいと言えます。

「でもさっき、肌からは吸収できないって言ってたよね…?」

肌からではなく口から経口摂取になります。

とは言っても、サプリメントを飲めというわけではありません。コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン 等の成分は口から取り込んでも、胃や小腸で、分解されてしまい、いいところでタンパク質と脂質として体内に取り込まれることになります。その後、コラーゲンやヒアルロン酸に合成されて、都合よく行き届くとは限りません。

そんなことをするくらいなら普通の食事から栄養を摂取しましょう。

特に重要になってくるのがタンパク質です。タンパク質は、骨・皮膚・臓器・毛髪・血液・ホルモンなど細胞全般を構成する材料にもなっています。つまり、若々しい美肌を造るのに重要な役割を持っています。

また、過度なダイエットや、過剰な脂質制限も肌細胞の脆弱化から、乾燥を招くことになります。バランスの良い食事を心がけましょう。

そして、肌からの水分補給は頑張っている人は多くみかけますが「口からの水分補給は十分に行えていますか?」

人間の体の60%は水分でできています。全身の細胞の水分や、栄養の分配は優先度の低い組織から順番に失われてきます。その症状は、髪、爪から真っ先に現れ、次いで”皮膚”に影響を及ぼします。

30~60分おきに少量の水分補給を心がけることも肌の水分を保つために重要になってきます。特に冬場に水分摂取量が少なくなりがちなので要注意ですね。

また、食事関連でいうと、”塩気”の多いものや、”砂糖”をたくさん含んだお菓子や、飲料水も注意が必要でしょう。

塩や砂糖には”脱水作用”があります。食事から吸収され、血管内の血液中に浸透していきます。血液は成分濃度を一定に保つ働きを持っています。そのため、皮膚などの細胞から水分を奪い血液の濃度を一定に保つように働きます。

すなわち、皮膚からも大切な水分が奪われてしまうのです。

以上をまとめると…

  • こまめな口からの水分補給を心がける
  • タンパク質を多めに摂取する
  • お菓子やジャンクフードは控える

※食事に関する記事も参考にしてみてください。

≫ダイエットにも有効|プロテインとの付き合い方

≫カロリーコントロール|マクロ管理

オイル紹介

スキンケアにおいて重要なことはオイル(油分)を補給、補ってあげることです。

それは特別、専用の化粧品ではなくても有効と言えます。

肌の特性によって、個人によってアレルギー反応を示してしまったり、質感や、香りなどの好みもあるため、一概にコレが一番とは断言しがたいですが、ここではいくつかの種類を紹介します。

  • ココナッツオイル
  • ホホバオイル
  • オリーブオイル
  • マカダミアナッツオイル

他にも様々な種類のものが商品化されており、一般的に乳液やクリームといった保湿化粧品よりも[ ㎖ ]あたりの値段が安く購入することができます

顔だけでなく全身や、髪のトリートメントとして、クレンジングとしても使用できてしまいす。オールインワンの化粧品を凌ぐ性能と言っても過言ではないでしょう。

クレンジングとしても代用できるので、旅行に行く際には1種類のオイルで、何役にもなり荷物を劇的に減らせます。

荷造りの時の化粧品って結構かさばるんですよね (^^;

ちなみに私が愛用しているのは”マカダミアナッツオイル”です。

マカダミアナッツオイルには、 バルミトレイン酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸、つまりは良質な油が多く含まれ、人間の皮脂の成分に近い、肌に優しいという特徴をもっています。

私の場合は上記4つを使ったことがありますが、マカダミアナッツオイルがアレルギーなども出ずに、最もフィットしました。

1000㎖の商品を100均のボトルに入れて少量ずつ使っています。

まとめ

肌表面から細胞への水分浸透はしません。

スキンケアでは、肌表面からの水分蒸発を防ぐ、肌にダメージを与えない、内側からの補給が重要です。

食事に関しては、こまめな水分補給を心がけ、タンパク質を多めに摂取することと、お菓子やジャンクフードは極力控えるようにしましょう。

スキンケアにおける”保湿”化粧品を選ぶ際は”油分(オイル)”が含まれていることが重要であり、純正のオイルを直接塗布することも可能です。

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